大野ジョー報シート

民具1(食生活にかかわる民具)②

場所
大野城市
分類No.
文-0064み

炊いたご飯を保温する電子ジャーが登場する以前、人々は保温のため写真③のような道具を使いました。炊いたご飯はまずおひつに移し、そのおひつを入れたのがエグリです。保温性に富むワラを編んで作ってあります。さらにこれをふとんでくるんだり、こたつに入れてご飯が冷えるのを防ごうとしました。

ママジョウケは夏にご飯が腐らないように保存する竹製のかごです。竹には防腐作用があり、目を荒く編めば通気性も増します。ふた付きとふたなしがあり、ふたがないものには、す(簀)をかぶせハエよけにしました。濡らしてきつくしぼったふきんをしいてご飯を入れて、北側の風通しの良い所や井戸につっておきました。エグリやママジョウケは一般家庭向け電気冷蔵庫の発売と普及、そして炊いたご飯を保温する電子ジャーの普及によって、昭和30~40年代には姿を消しました。
食べ物を運搬する道具がワリコや弁当箱です。写真④のワリコは小さい弁当10個とご飯、おかず、はしを入れる大きな弁当箱が木箱に組み込まれています。このあたりではオワリコと言っています。家紋を入れ、おこもり以外でも花見や運動会などの特別な日に使いました。
写真⑤の弁当箱はうるし塗りでとてもかわいらしいものです。小さい箱は全部大きい箱に入るように作られています。入れ子と言います。日本の昔の生活道具にはかわいらしい物が多く、明治時代に日本を訪れた外国人もその魅力に驚いたようです。


(大野城市歴史資料展示室 解説シート 民族No.14より)

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