大野ジョー報シート

民具6(アイロン)②

場所
大野城市
分類No.
文-0065み

他に、布のしわを伸ばす道具は、どんな道具が使われていたでしょうか。まず、火のしという道具です(写真4)。漢字では火熨斗と書きます。火のしは、真鍮(しんちゅう)といって、銅と亜鉛とを合わせたもので作られていたものが多く、鍋のような形をしています。昭和の中ごろまでよく使われていたものです。炭火を器の中に入れて底を温め、布に押し当てて使います。中には、炭を入れずにお湯を入れて使う、湯のしも使われていました。古くは平安時代に、貴族のふとんを温める道具として使われていたようです。

炭火アイロン(写真5)は江戸時代ごろイギリスから輸入され多くの家庭で使われるようになっていったようです。この道具も火のしと同じで炭火を入れて使用します。コテと同じような形をしたものもあれば、現在のアイロンのような形をしていて、ガスを抜く煙突がついているものが多くありました。明治時代から昭和の初めごろまで使われていました。電気アイロン②(写真7)は、雑餉隈にあった旅館のおかみさんが、嫁入り道具として持ってきて使っていたものだそうです。アイロンをしまう木箱ですが、ふたを返すと熱くなったいるアイロンを置けるように鉄板がつけてあります。電気アイロンは大正の初めごろに輸入されたあと日本でも造られたのですが、その当時にとっては値段がとても高くて、一般家庭には手が届かない高級品だったようです。しだいにボタンやスイッチを入れるだけで温められる簡単なものや、昭和の終わりごろにはコードレスアイロンもできました。  


                    

(大野城市歴史資料展示室 解説シート 民族No.23より)

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