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春日原停留所運動場道

場所
大野城市筒井2丁目2-37周辺
分類No.
歴-0035か

市民の寄付で開通した道

大正13年4月12日に現在の西日本鉄道が福岡~久留米に電車を開通し、春日原停留所(現在の春日原駅)が設置された。当時は日田街道から駅に至るまで、雑木林を通り抜ける小道しかなかったため、雑餉隈在住の草壁幸一氏が、道路敷地並びに道路建設費1830円を寄付し、開通された。

道を記念して建てられた石碑の正面に書かれた運動場とは、大正13年に造られた当時福岡市になかった運動公園(陸上競技場兼ラグビー場)の事で、プロ野球の試合なども行われ大変賑わった。
しかし昭和25年に平和台球場が完成すると、春日原運動場は昭和30年に全面撤去され現在は住宅地になっている。